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GCA、米投資銀行を三角合併

(2007年11月6日)

M&A助言業のGCAが、米独立系投資銀行のサヴィアンと経営統合すると発表しました。GCAは、自社株を元手とした株式交換で企業を買収する三角合併の手法で、サヴィアンを買収します。
 
これは日本企業が自社株を用いて海外企業を買収する初のケースとなります。GCAは上場してから一年で時価総額が2倍となっており、このような株高が買収通貨として株式を使う選択肢を可能にしました。
 
GCAが現金での買収ではなく株式交換の手法にこだわった背景には、現金による買収だとサヴィアンの株式の多くを保有する同社の従業員がキャピタルゲインの獲得とともに流出する恐れがあるため、そのような人材の流出を避ける、といった狙いもあるようです。
 
M&A助言は、人材が最大の資産。人材に蓄積したノウハウこそが競争優位性の源泉であるため、従業員のモチベーションを維持するため、上場後の一定期間は株式の売却を制限するロックアップ条項を付す模様です。
 
GCAとサヴィアンは、設立もほぼ同時期で、売上高・純利益・人員がほぼ同規模。国境をまたぐ大型案件への対応力を高め、競争優位性をより強固にするためのM&Aとして、新会社「GCAサヴィアングループ」の今後の成長は注目に値します。

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